母親業と主婦業の違い 母親ということについて

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久々のブログ記事になります。
今回は、障がい児についてではなく、「母親」という存在について考えることがあったので、私の考えを共有したいと思います。

 

もちろん、私は男ですので「母親とは?」と聞かれても、おそらく女性の方で子育てを全うされた方に比べれば、多少重みのない考えになりそうですが、

あくまでも私の主観的な考えとして、とらえていただけれき、参考になればと思います。

 

私は母親失格です。

相談を受ける中で、「私は母親失格なんです」とおもむろに話されるお母さん方がいます。
私だけでも、重数名はいたかと思います。

もちろん、相談されるお母さん方がネグレクト(育児放棄)をしているワケではなく、
むしろ子育てには一生懸命取り組まれる方がほとんどです。

 

では、どういったことで「母親失格」と自分自身で烙印を押されているのかというと

 

障がいがあるお子さんが家庭内にいると、健常のお子さんよりも時間がかかることが多々あります。

お子さんが、着替えや外出の支度が1つでも多くできるようになるために、親が手伝うのではなく、

ゆっくりと自発的に、自分からするよう時間をかける必要があるからです。

 

一つひとつの行動、生活のリズムの一つひとつが時間がかかるのは当たり前で、

お母さん方は、その中で家事やパート、養護学校などの準備、

その子に兄弟がいれば他の子たちへの対応や、もしかすると親の介護もあるかもしれません。

 

でも、家事についてはお父さんや、おじいちゃん、おばあちゃん

一緒に住む家族や、もしかしたら家事手伝いやお手伝いさんに協力してもらうこともできます。

 

お母さん以外の人から協力、手伝ってもらうことは

「家事」もしくは「主婦業」であって、「母親」「母親業」とは違うものだと考えます。

 

それなら母親とは?

 

お母さんの存在

お母さん、母親の存在は、

子どもにとっての心の拠り所。

どんなことがあっても絶対的に味方でいること。

 

母親との愛情と信頼関係は、

家族でもほかの人とも変わることができません。

 

極端にいってしまえば、

お母さんは、まず子どもにとっての精神的ケア、心の拠り所でさえあれば

家事や主婦業が多少疎かであっても問題ありません。

(ゴミ屋敷のような状態は、もちろんダメですよ)

 

だから、主婦業で時間が取れなかったとしても

それはそれで母親失格と思う必要はまったくありません。

 

 

お母さんの存在は一人

ここで1つ、誤解を与えないためにもいいますが、

児童養護施設で育まれている子

お母さんを早くに亡くした子

ネグレクトで離れて暮らす子

 

お母さんと一緒に過ごせない子は、愛情も心の拠り所がないのかというと

そうではありません。

 

児童養護施設にいても、お母さんと暮らせなくても

身近に「お母さん」の役割を担える人がいれば、

それで大丈夫なんです。

 

今回伝えたいことは、多忙なお母さんが「主婦業」ができずに

「母親」失格だと悩む必要はないということ。

 

子どもにとって

頼っていい、

弱さを見せていい、

ワガママを言ってもいい

甘えていい、

自分のことを一番に考えてくれている。

 

そう感じさせてくれる存在となれるようにすれば、

そういう人が一人でもいれば、子どもも安心して、

外の世界でのびのびと自由にできるはずです。

 

お母さんの無償の愛

 

ただ、そういう存在になるために

重要不可欠なのが無償の愛です。

 

人は誰だって、辛い時、悲しい時、気分が落ち込む時があります。

 

そういう時にでも「この子のために」と思うためには、

自己犠牲もいとわない「無償の愛」が大切なんです。

 

お腹の中で自分の命も分け与えながら

10ヶ月も育んだ命

 

その関係は、父性では乗り越えられない

無償の愛があると私は思います。

 

父性の愛は、何年も長い時間をかけて

徐々に無償の愛は育つもの。

 

父性の愛のように、お母さん以外の人の無償の愛も

少しづつ時間をかけながら育まれるもの。

 

それほどまに母親の無償の愛は強いものだと思います。

 

 

お母さんは見られてる

子どもたちは一緒に暮らす大人たちの動向を

しっかりと見ています。

 

それは子どもたちにどんな障がいがあっても

大人が思っている以上に見られています。

 

視覚に障がいがある子にしても、

ほかの感覚を使い、視覚以上に雰囲気や空気を感じ取るはずです。

 

それは、

夫婦喧嘩をしてはいけない

憂鬱に疲れている姿を見せてはいけない

怒っていると見せてはいけない

弱さやダメな部分を見せてはいけない

 

ということではなく、

お母さんも辛い部分を見せてもいいんです。

 

もちろん、明るく笑顔でいる方がいいんですが、

夫婦喧嘩をしても仲良くなる課程を見せる

憂鬱で疲れていても、子どもと話して明るくなる姿を見せる

怒ったとしても、あとで優しく笑顔を見せる

 

唯一見せてはいけないものが

「あなたに愛はない」という部分です。

 

逆に言えば、

夫婦喧嘩しても、憂鬱でも、怒ったとしても

お母さんはどんな時もあなたを愛してるよ。

 

という部分をしっかりと見せること。

 

それさえできていれば、母親失格なんてありません。

それでは覚えておいてください。

 

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