障害児保育 インクルーシブ(統合教育)は危険!?

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インクルーシブ(統合教育)を希望される保護者の方は年々増加傾向にあります。

保育園や幼稚園に従事されている方は、そのことを実感されていることでしょう。

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危険を避けるためには

ここで保護者の方にお伝えしたいことがあります。

編入先の保育園・幼稚園はしっかりと下調べをしてください

 

インクルーシブ教育で、特別支援学校の幼稚部などに通っていたお子さんが

突然、一般の保育園に編入されます。

保護者の方から話を伺うと

「健常の子どもたちと一緒に生活を共にしたほうが、より社会性が育むことができると、(特別支援学校時代の)ほかのお母さんから聞いたので」

「Mちゃん(自分の娘)なら、絶対普通の保育園や幼稚園に通わせるべきよ」など、ほかの保護者からインクルーシブ教育を勧められたと話される方が時々います。

ほかにも「特別支援学校が車で1時間もかかり、遠くすぎるので」と立地的な問題を抱え、編入を希望される方もいます。

(立地的な問題は大きいと思います。特別支援学校の数は全国で85校しかなく、1つの障害につき都道府県内で1校ある程度。我が子のためとはいえ通園は大変です)

しかし、自分の家から近い幼稚園に通いだすと、特別支援学校の幼稚部の先生が来園されて、様子を見学したり
「週に2回は特別支援学校の幼稚部に通わせてほしい、Mちゃんは早めに訓練をした方がより成長できる」と園内で保護者に話される事もありました。
社会性や集団生活を経験させる上では、インクルーシブ教育は必要だとは思いますが

保育園や幼稚園では「保育」「教育」はできますが、「療育」は完全にはできません。

障害児に関しては、専門性があまり高いとは言えません。

特に幼稚園教諭に関しては、資格取得のために学校に通いますが、障害者・児と触れ合う機会はほぼありません。

実習で2週間程度でしょうか。学校の方針で福祉系も重点的に教えるところもあるようですが、特別支援学校教員免許ほどの知識や経験はありません。
保護者の皆さんに、我が子を幼稚園や保育園に編入される前に、ただ単に「健常児の中で大きくなってほしい」や「近くの幼稚園だから」という理由だけで園を選ばれるのではなく

  • 今までも障害児を受け入れたことがあるか
  • 障害児を受け入れるための準備をしてくれるか
  • 受け入れるために先生向けに学習会を開いてくれるか

などなど、いくつかの町内や市内の園にて下調べをやっていただきたいと思います。

悪い例です

私の家の近所に「どんな子でも受け入れる」ということで有名な幼稚園があります。

ほかの幼稚園では軽度の障害ではない為、受け入れを拒否されるような児童も受け入れていました。

素晴らしい理念と教育方針がある幼稚園と思っていたのですが

内情を確認してみると、【運営が厳しく、ただただ一人でも子どもを受け入れたい。
幼稚園を少しでも大きくしたい】という考えのようで

先生方に対しての学習会などもなく、以前「てんかん発作」がある児童が入園していた事がありました。

園長先生や担任の先生もてんかん発作を抑える薬を飲んでいるからと安心してか、てんかん発作についての知識もほとんどなく、

以前、話をさせていただいた時に

てんかん発作がある児童の受け入れは大変ですね。いつ起きるか分かりませんし、目配りと対応が必要ですね』と話したら

担任の先生が『はい、でもてんかんが起きたら、タオルを口に入れて、舌を噛まないようにしますので』と堂々と答えられていました。

危険です。

昭和ならまだしも、平成23年のことです。つい最近です。
何故か、てんかんについては「何かを口に詰める」という対応方法が、インプットされているようですが、ケガや窒息する可能性があるので命に関わります。

その児童は、園内でてんかん発作を起こすことなく卒園していきましたが

児童の命を守るのは、最低限のことだと思うのですが、障害児の受け入れの実績があるからといって、ちゃんとした準備がなされていないところもあります。

我が子を預ける園ですので、インクルーシブを希望される保護者の方は、少なくとも園の評判や見学などを行い、決定していただきたいと思います。

てんかん発作の対応

てんかん発作が起きた時の対応方法です。ご存じの方がほとんどだと思いますが

  • 口の中の物が、詰まらないように横向きに寝かせる
  • けいれんで手や足を打撲しないように、周りの物を移動する
  • 呼吸がしやすいようにボタンやベルトを緩める
  • 痙攣する時間を図る⇒保護者や医療機関へ報告するため
  • 近くの園児にも不安を与えないように、園児と園児の間に入り、視線を遮る

てんかんを起こす場所によっても、対応方法は変わります。

障害によっては命に関わることもありますので、正しい知識を学ぶことが大切です。

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