障害児に対して慣れてほしいけど慣れないことがポイント

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障害児を初めて担当して、その子とどうやって対応するべきなのか?癇癪(ほぼパニック)を起こした時、じっと座らずにウロウロしていて、どうにか座らせようと頑張ってみたりとバタバタとしました。

でも、それも3ヶ月ほどでなんとなく担当の子の行動パターンやクセなどがわかってくると、『あっ、たぶん今からジャンプし始めるな』と感じます。そうすると事前に注意することもできるようになってきます。

障害児を担当する時には、一番大事なのは慌てずにしっかりと子どもを見ることだと思います。

そのために、その子に、その障害に慣れることが大事なのですが、慣れすぎてしまうことは逆効果があると思います。

「施設が障害を悪化させる」

「施設が障害を悪化させる」という言葉があります。

素晴らしい運営理念を持って、日々努力している施設も多く知っていますので、すべての特別養護施設が、その言葉に該当するとは思いませんが、実際にそのような言葉があるのも事実です。

私も経験があります。教室内でも落ち着きがなくバタバタと走り回っていても『この子はいつもこんな感じ、怪我をしないようにだけ注意しておこう』『ほかの子も見ないといけないし、ちょっと落ち着かないぐらいは良しとしよう』

例えば特別養護施設のようなところでは、その施設にいる利用者はすべて知的障害や精神障害がある方ばかりですので、多少の問題行動は『いつもの事』で見て見ぬふりをしてしまうという状況に陥りやすい傾向があります。

『いつもの事』、でもそれは家庭内や園内、または施設内だけの限定的な空間だけのことであり、ショッピングモールや商店街、限定的な空間を一歩外に出てしまえば、突然ジャンプすることも、奇声にも似た独り言にしても、それは周りの目からしてみると「特異な行動」になってしまいます。

園内でも養護施設でも専門機関であれば、その行動を多少なりとも減少させることが責務です。

しかし、『いつもの事』という感覚が行動を減少させることができず、現状のまま、あるいは助長させることにつながります。

 

これだけはダメ!

障害によっての行動をすべて止めようとするならば、もうそれは障害児1人に対して数人体制での究極のマンツーマンでの対応が必要です。しかし、人員が確保できない場合は、とにかく食事場面や園外での散歩などの場面で、「この行動だけはやってはいけない」と指導者側が1つの場面の1つの行動だけでも良いので、みっちりと行動の監視が必要だと思います。

障害に対して慣れることは大切ですが、『いつもの事』と慣れ過ぎてしまうことは逆効果です。

あなたもそんな状態になっていませんか?

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