ADHD(注意欠陥多動性障害)とワーキングメモリ(作業記憶)

投稿日:2015年4月23日 更新日:

ADHD(注意欠陥多動性障害)で、特に不注意優先型のお子さんを対応する場合に覚えておくと良いのが「ワーキングメモリ」です。

作業記憶とも呼ばれ、私たちは無意識にワーキングメモリを使って生活しています。

例えば、会話は、相手が話した内容を一時的に脳に記憶し、記憶した内容に合わせ返事をしていますので、「ワーキングメモリ」という機能が人間になければ、会話など全てのことをメモしなければならなくなります。

暗算や考え事などは、何気にワーキングメモリを使っています。

ワーキングメモリの容量を観察する

ADHDの場合

ADHDのお子さんの中には、このワーキングメモリが上手く働いていない子どもがいます。

園内の生活においても、ADHDのお子さんに「ちゃんと座って、先生の話を聞きなさい」と伝えたとしても、いざ歌う時間になると、みんなと一緒に歌うように促されると、『座る、先生の話を聞く』ということがメモリの中から消えてしまいます。

そうなると席を立って、先生が弾いているピアノの方に歩いていってしまう。

そして「ほらっ、座りなさいって言ったでしょ」と注意をする。

そんなやり取りを毎日続けていませんか?

 

その子にあった話しの仕方

意外と知らず知らずのうちに、注意やお願いをしていることが多々ありませんか?

全てのADHDの子に当てはまるわけではありませんが、行動しながら記憶をする「ワーキングメモリ」の覚えられる量には個人差があるようです。

「座る」だけは覚えておける、「座る・聞く」の2つは覚えられたりと、個人差があるなと私の経験上では思います。

そこの個人差をしっかり把握することで、毎日繰り返す「どうしてちゃんと出来ないの?」「さっきも言ったでしょ」というような無駄な叱り方をすることも少なくなると思います。

 

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