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ダウン症と通級学級について 保護者の想いに目を向ける

投稿日:2017年2月19日 更新日:

通級学級について先生と保護者の想いをかさねる

 

ダウン症と一言にいっても様々なタイプがあります。

そしてダウン症に付随して病気や障害を併せ持って生まれてくる場合もあります。

ひどいアトピーを持っていたり

肺や心臓に穴が空いていたり腸が狭すぎて排便ができなかったり。

 

また他の障害、自閉症やADHDなどなどの障害も一緒に持って生まれて来ることもあります。

 

では、他の合併症もなくダウン症単独の障害だけを持って生まれてきた場合はどうでしょう。

確かに合併症がある場合に比べて心配事は少ないかもしれません。ですが必ず壁にぶち当たる時は訪れます。

ダウン症は少なからず知能の遅延がみられます。

生まれてから幼稚園入園前、一般的に3歳くらいまでは知能面より身体的な悩み事の方が多いのではないでしょうか?

 

就学前に気になるのが身体的な成長

 

例えば首の座りが遅かったり、なかなか1人座りができなかったり

ハイハイをしないなど・・・

でもこのようなことは健常児に比べて出来るようになる時期は遅くても

いずれできるようになります。なので個性として捉えることも出来ます。

ではいよいよ幼稚園に入園して就学前まではどうでしょう?

幼稚園に通うようになると初めての集団生活が始まります。“みんなと一緒”の始まりです。

親としては今まで我が子しか見てこなかったのが幼稚園や保育園に入れることで

たくさんの子どもを目にする機会が増え比較対象ができます。

 

保育園幼稚園で1つ目の壁がやってきます

“みんなはじっと座って先生のお話聞いてるのに、うちの子はきょろきょろして全然聞いてない・・・”

“他の子はもう縄跳びで二重跳びができるの?うちの子は前跳びも出来ないのに・・・”

“他の子に比べて圧倒的に足が遅い・・・”

大人が少し手を貸して時間をたっぷりと掛けないと出来るようにならないことが出てきます。

いよいよ就学です。

小学校に入学したら、学習が始まります。

ダウン症に限らず知的障害を持った方は耳からの情報だけでは理解するのが難しいのです。

学校では教員の話と板書だけで学習し、また新しい学習内容を記憶しなければいけません。

長期記憶には長けていますが短期記憶を苦手とするダウン症の子が

通常学級でみんなと一緒に学習したら、耳からの少ない情報だけでは学習について行けなくなってしまいます。

また知能に遅延がみられるので、学年が上がるごとに周りの子どもは

少しづつ大人びた事を言ったり考えるのに比べて、幼さが目立ってきます。

ゆっくりではあるけど当然、健常児と同様成長はしていきます。

でも何もしなければその差を埋めることは出来ません。

障害を持った子が通常学級で学習するということはデメリットばかりではなく

メリットもたくさんあると思います。

 

色々な人と接することで良い事も悪い事もたくさんの経験を得ることができます。

ただ少しでも子どもにとってデメリットを減らそうと思えば通級学級と言う選択肢もあるのです。

 

未来を保護者と見据える

通級学級の教員は特別支援教育のプロではありませんが

学習に対して少人数を対象に手厚く少なからず通常学級よりも

理解しやすいように工夫を凝らし丁寧に教えてくれます。

また通級なので、体育や場合によっては音楽・図工の授業、給食の時間は

もともと所属しているクラスに戻ってにんなと一緒に過ごすことが出来ます。

親御さんにもそれぞれ思いがあります。

子どもにとって何が最善なのか?

教育者として親の思いに寄り添い色々な選択肢を提示できるといいですね。

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