聴覚障害について理解するには、聴覚障がいがある子の残聴能力、どれくらい聞こえているか、どれくらい聞き取れていないか、いつから聞こえづらくなったかを知ることが重要です。 聴こえのタイミング 子どもは1歳ごろに、ただの発声ではなく、その発する言葉に意味がでてきます。代表的なものが「マンマ」のような言葉ですね(ママでも、ご...
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聴覚障がいを理解するにあたり、聴こえの仕組みを知ることも大事なポイントです。 あなたもご存知のように、音は空気の振動で伝わります。 外耳道を通り、鼓膜を振動させ、耳小骨を通じて蝸牛などへと伝わります。 外耳・中耳・内耳・神経 耳の中の役割 外耳の役割は、3KrHz~4KrHzの高い音を2~3㎝の外耳道の中で響かせ、強...
はっきりと見えない障がい 障がいが障がいに隠れていることがあります。 これまでに体験した中では、肢体不自由児の対応をした時のことでした。 肢体不自由のYくんは、車いすに乗っていました。 四肢の欠損による肢体不自由ではなく、脳内の運動機能を統括する部分に障がいがあり 上手く歩いたり、腕を使うことが苦手でした。 肢体不自由...
学校や幼稚園・保育園での叱り方を統一させることは難しいものです。 「教師や保育士の全員が連携し、一体となって子どもたちと接する」とよく言われますが できそうで、なかなかできないものです。 では、どのように行うことが大切なのでしょうか? ケースカンファレンス(事例検討)の重要性 叱ると止めるを統一させる 自閉スペクトラ...
学習障害の1つに「識字障害(ディスレクシア)」があります。 識字障害がある子は、言葉での受け答えの対応に問題がなく、接すると健常児と全く変わりはありません。 しかし、読み書きでの困難があり、小学校などで「いくら教えても覚えない」「努力不足・やる気がない」など、間違った捉え方をされることが多くあります。 識字障害の見え方...
いじわるをする子、友だちと関わろうとしない子、創作活動中に逃げ出す子 先生の立場としては、注意してしまいそうな子たちばかりです。 しかし、あなたはただ単に注意したり、叱ったりしていませんか? その子たちは、何かから逃れようとしているのかもしれませんよ。 感覚過敏の子どもたち 発達障害や自閉症(スペクトラム)の子どもたち...
ある児童がが発達障害と診断を受けた時 例えば「3歳(3年)ほどの遅れがあります」と言われたとします。 そうすれば、その児童は5歳の時には2歳程度、10歳の時には7歳程度の発達をしていくのでしょうか? 子どもの脳の発達は未知数 子どもは「奇跡の宝庫」 苦手なことを克服するには、大人の場合ですと「これまでのトラウマ」「苦...
幼稚園や保育園で「ダウン症」があるお子さんが通園することが最近は多いようです。 ほかの障がいとは違い、ダウン症児を受け入れている園は多いようで、その他の園児とも 仲良く遊ぶことができているようです。 いつもニコニコと笑顔があり、ちょっとオチャラケた性格の子が多く「ダウン症は天使」 とも言われています。 顔や体型などの外...