障害児の子どもたちは、あまり褒められた経験があまり多くありません。 一般の保育園や幼稚園に入園・編入した子は特にです。 そして、最近では褒めることが苦手な大人が多いのも事実です。 タレントの関根勤さんのように「褒め上手」なら良いのですが そんな褒め上手な方はあまりいません。 では、どんな声掛けが良いのでしょうか? 「褒...
新着記事
インクルーシブ(統合教育)を希望される保護者の方は年々増加傾向にあります。 保育園や幼稚園に従事されている方は、そのことを実感されていることでしょう。 危険を避けるためには ここで保護者の方にお伝えしたいことがあります。 編入先の保育園・幼稚園はしっかりと下調べをしてください インクルーシブ教育で、特別支援学校の幼...
注意欠陥多動性障害(ADHD)には、大きく3つに分類される。 ①多動・衝動性優勢型 動き回ることが多く、衝動的な行動が多い。 ②不注意優勢型 注意する方向がそれやすく、集中することに困難さがある ③混合型 ①と②が混在している 3つの分類の詳細 「多動・衝動性優勢型」と「不注意優勢型」は、国民的アニメ【ドラえもん】を例...
広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)という言葉が最近多く使われてきました。 これは人との関わりなどの社会性で、何らかの発達障害があるものを指して使われています。 広汎性発達障害の特徴 広汎性発達障害は、知的障害がある場合もあるが、知的障害がない場合もある。 ない場合の広汎性発達障害を高機能広汎性発達障害と呼...
バイスティックの7原則については、福祉系の専門学校や大学で必ず教える内容の1つでしょう。 対人援助のどんな場面でも基本となる部分です。 現場での経験を積んでいくと、この「バイスティックの7原則」の大切さが改めてよくわかります。 「習ったけ?」と思う方のためにも、復習してみましょう。 バイスティックの7原則 1)個別化の...
前回は、ADHDのAD(注意欠陥)について記載しました。 https://childs-disability.academy.jp/adhd/attention-deficit.html 今回は、HDの多動性についてです。 保育の現場では、じっとしていられない子、衝動的に走り回る子など日常茶飯事です。 注意欠陥多動障害は...
学習障害については、間違った対応が多いことが多々あります。 間違った対応が多いというのは、それほどまでに保護者や先生の目からは分かりづらいからです。 「学習」の「障害」という名前から、学習・勉強が発達に問題があり、できないというふうに思われがちです。 保育園・幼稚園では、小学校のように勉強はほとんどありませんので、学習...
「肢体不自由」といっても、その内容は多岐に渡ります。 また、日本国内においては障害者手帳を交付されている障害の中で、約50%が肢体不自由です。 一番多い理由は、ほかの障害と比べ、後天的(成長するにつれて)に事故や病気でなるということが多いからです。 しかし、保育園や幼稚園に入園される児童においては、先天的(生まれてすぐ...