発達障害について はじめに

発達障害とは

発達障害は、1つの障害を指すものではありません。

自閉症
アスペルガー症候群
広汎性発達障害
学習障害
注意欠陥多動性障害
その他の上記に類する脳機能障害
これらの障害の総称と「発達障害者支援法」に定義されています。

それぞれの特徴については、各ページにて紹介しています。

発達障害は千差万別

発達障害は個人差が大きくあります。

一般的に周知されているような特徴はありますが、全く当てはまらない児童もいます。

発達障害だけにとらわれず、まずは子ども、児童として観察し、また関わり

児童の性格を把握し、その上で発達障害を加味していくことが大切です。

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発達障害者支援法

発達障害者支援法は、日本国内で平成17年4月に施工されました。

施工されるまでは障害者の法律に、身体障害者支援法、知的障害者支援法がありましたが

発達障害児・者についてはあまり明確には定義されていませんでした。

いわゆるグレーゾーンです。

とても判断が難しいのです。

知的障害であれば、軽度の方ですとIQが69~50程度です。

発達障害では注意欠陥多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)、自閉症スペクトラム(ASD)を診断を受けた人でも

知的障害を伴わない人たちもたくさんいます。あなたが知っている有名人の中にも、発達障害と診断を受けた人はいます。

人との関わりあいが難しいというだけで、ちょっと行動が落ち着かないというだけで、支援の対象と判断されていませんでした。

一昔前であれば、自閉症なども発達障害が社会的に認知されておらず、「親のしつけが悪いせいだ」と言われる方も多かったようです。

発達障害者支援法の施工後は、社会的にも認知されはじめ、2~3才という早い段階で気づき、また診断を受ける児童も多くなりました。

発達障害も早い段階での支援やアプローチは、とても大切ですので、園生活を共にする先生たちも「あれ?もしかして・・・」と気づく目が必要だと思います。

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