あなたは身体障害と聞いて、どんな方をイメージしますか?
という質問をすると「車椅子に乗っている人」「棒をついて歩いている人」などのような答えが返ってきます。
どれも間違ってはいません。
身体障害は大きく5つに分類されます。
身体障害 5つの分類
身体障害とは、先天的(生まれて時から)または後天的(事故や病気で)な理由で体の一部の機能に障害が生じてしまった状態をいいます。
大きく分けると
- 肢体不自由
- 聴覚障害・平衡機能障害
- 視覚障害
- 音声・言語障害(咀嚼障害を含む)
- 内部障害
そのように「身体障害」は、身体障害者福祉法の中にも記載されているように大きく5つに分類されます。
幼稚園教諭に求められる障害の知識
ちょっと昔なら、子どもに身体障害があれば、養護学校や盲学校、ろう学校に通わせる保護者が多くいましたが
小学校や保育園・幼稚園でも、最近は統合教育(インクルーシブ教育)として入学・入園を希望される方が増えてきています。
学校での養護教諭を同様の知識が、最近では保育士・幼稚園教諭にも求められてきている実感します。
子どもたちと関わるために、ピアノを習得したり児童心理学を学ぶことと同じ様に障害について知り、学ぶことが重要になります。
もちろん保育士は、福祉関連の授業や実習は多くありますが、幼稚園教諭はそうではありません。
しかし、今後は幼稚園教諭を取得するための学校でも、福祉関連に重きをおくところが増えてくると予想されます。
幼保一元化が進む中、幼稚園教諭と保育士の免許を一元化させるものを作るべきとの意見や意向も出ていたようですが
実現はされていません。近い将来【こども園】向けの資格が新しく作られるかもしれません。
そうなれば間違いなく、福祉関連の正しい知識を学ぶことは必須となってくるでしょう。