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スペクトラムとは連続体の意味 連続体をどう捉えるか

投稿日:2017年3月8日 更新日:

スペクトラムとは〈連続体〉の意味です

 

他の障害と同様、障害の程度も知的発達の程度も様々であり連続性が見られます。

 自閉スペクトラムの主な症状は

相互的社会関係の障害・コミュニケーションの障害』と

行動・興味および活動の限局された反復的で常同的な様式(こだわり)、感覚過敏』です。

 

乳児期から幼児期早期では言葉の遅れ、視線の合いにくさ

他の人への意識や興味の希薄さ

喜怒哀楽などの表情の乏しさや常同行動が挙げられます。

 

常同行動とは?

常同行動とは例えば

何の目的もなくその場でクルクル回ったり

ジャンプをする。手をヒラヒラさせたり

何か物や場所の一点を見つめたりする事です。

 

幼児期以降になると、言葉が出ていても

感情を上手く表現することが

苦手なために会話の中で自分の思いを伝えられません。

 

ですが自分の興味・関心のある事であれば

相手の話も聞かずに話続けます。

 

幼稚園や保育園で自分が痛い思いや嫌な思いをしても

先生に上手く伝えられないという事も多々あります。

 

また園生活で特に困難に感じられるのは日々の変化です。

 

自閉スペクトラムの子は変化が苦手

自閉スペクトラムを持つ子どもは“いつも同じ”という事にこだわるので

毎朝園の門をくぐる時は右足から!!

何時何分になったら給食の時間!!など

自分の中で決められたルールがあります。

ですが、園生活では“いつも同じ”という訳にはいきません。

 

時間の都合上、絵本の時間をカットしたり、

活動が長引いて給食の時間がずれ込んだりすることもあります。

 

また時期によっては運動会や生活発表会など

行事が入ったりすれば練習や準備で尚更、時間の変更が出てきます。

このような時、自閉スペクトラムを持つ子どもは、

この変化に耐えられずにパニックを起こしてしまうことがあります。

 

子どものこだわりを見つける

こだわりに関して

興味や関心のあることがとても限定的で一度関心を持つと

とことん極めるので大人でも感心する程の専門的な知識を身に付けます。

 

感覚面では、聴覚・視覚・触覚が過敏であるために

生活しにくさを抱えている子どもも少なくありません。

例えば、聴覚で言うと大きな音が苦手であったりまたは、

どこか遠くで聞こえる小さな音が気になって仕方ないということもあります。

 

これまでにも、ピアノの音に合わせてみんなで大きな声で歌っていると

思わず耳を塞いで、どこか違う場所に走って行ってしまう子どももいました。

 

視覚では、日差しの強い日に気の陰で葉っぱの隙間から見える

キラキラとした太陽を長い時間ずっと見ていたり

 

電気の光に手をかざし指をヒラヒラと動かして

キラキラする光をずっと眺めていたりします。

 

触覚では、指のささくれが気になりそれを取り除こうと

血が出るまで剥がしたり

 

タイツや肌着の感触が気になり破れるまで噛んでしまい

それを止めることができずに毎日のように破いてしまう事もあります。

 

私が実際に関わってきて、感覚が過敏なために

より強い刺激を求めるように感じました。

 

このような事から、自閉スペクトラムを持つ子どもは

集団生活を苦手とするところがあるので

年齢が上がれば上がる程“いじめ”の対象となり得ます。

ですが当の本人は、いじめられているという事にすら

気づいていないこともあるので

“いじめ”や“集団での疎外感”への配慮が必要になってきます。

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