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ADHD 優勢型と混合型 3つの分類について

投稿日:2015年3月7日 更新日:

注意欠陥多動性障害(ADHD)には、大きく3つに分類される。

①多動・衝動性優勢型
動き回ることが多く、衝動的な行動が多い。

②不注意優勢型
注意する方向がそれやすく、集中することに困難さがある

③混合型
①と②が混在している

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3つの分類の詳細

多動・衝動性優勢型」と「不注意優勢型」は、国民的アニメ【ドラえもんを例に挙げられ

のび太・ジャイアン症候群」とも言われることがあります。これは司馬理英子さんが、

発達障害の2つの分類を分かりやすく説明されるために作られた造語です。

[多動・衝動性優勢型]は、ジャイアンのように粗暴であるが、実行力はある。

[不注意優勢型]は、のび太くんのように、うっかりミスでちょっと抜けているところがあるが、「あやとり」「射撃」に関しては、天才的な一面を見せる

多動・衝動性優勢型

  • じっとしていられない
  • 目立つ行動が多い
  • 順番の列から抜けだしてしまう
  • ほかの子のおもちゃを取ってしまう
  • 集団の中での秩序が守れない

多動性・衝動性優勢型は、7~8歳の小学生くらいになると顕著に分かりやすいのですが
特徴的な行動を挙げてみましたが、年少・年中組の子どもたちだと日常茶飯事の行動ばかりです。
衝動的な行動も集団から逸脱した行動も、自分自身をコントロールすることが脳の中でうまく機能していない障害です。

叱られて「それはやっちゃいけないこと」と行動の修正がなかなかできず、悪いことを何度も繰り返し行い、また叱られるという悪循環に陥りやすいので、障害に気づき、周りの指導や観察が重要になります。

不注意優勢型(ADD)

  • 集中できる時間が短い、または長い
  • うっかりミスが多い
  • 周囲に合わせての行動が難しい
  • 創作や活動を順序立てて行うことが難しい
  • 多動や衝動性があまり見られない

注意することがほかの子よりも苦手なため、集中する時間が短かったり、作業
を一端止めることができなかったりします。
過活動があまり見られないため、発達障害だと気づかれにくいという面があり
ます。そのため、うっかりミスが多い、
人の話を上の空で聞くなど、周囲に状況に合わせた行動が難しく、「この子は
、ほかの子と比べてできない子」「まじめに活動に取り組めない子」などのレ
ッテルを貼られやすい子が多いです。
叱られることも多く、6~7歳頃は自己肯定感をしっかりと育てたい時期では
ありますが、怒られすぎてなかなか育ちにくい環境になってしまいがちです。

 

混合型

混合型は、多動・衝動性優勢型と不注意優勢型の両面を併せ持っています。
場合によっては、混合型の方が集団生活の中で叱られることが多くなり、より悪循環に陥りやすい傾向にあります。

 

私の経験上、混合型の児童については、一般の保育園や幼稚園で保育は難しいと思います。

医療機関や専門機関での「療育」が必要です。保護者からの意向もあり、保育園や幼稚園で預かるようになった時には、専門的な機関と連携することを強くおすすめします。

問題を抱えながらも、年少・年中・年長を3年間を過ごすことは無理ではない
と思いますが、その児童の未来を考えるのであれば、早期から自立に向けた指導・療育を行うべきです。

 

 

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