ダウン症児について 21トリソミーと3つの分類

幼稚園や保育園で「ダウン症」があるお子さんが通園することが最近は多いようです。

ほかの障がいとは違い、ダウン症児を受け入れている園は多いようで、その他の園児とも
仲良く遊ぶことができているようです。

いつもニコニコと笑顔があり、ちょっとオチャラケた性格の子が多く「ダウン症は天使」
とも言われています。

顔や体型などの外見的な特徴が表立って、ダウン症にどんな特徴があるのか、よく知らな
い方も多いようです。
15年近くで出生率が倍増した「ダウン症」ですので、まだ受け入れた経験のない園でも

今後は受け入れる機会が増えるかと思いますので、ダウン症について少しでも知っていた
だきたいと思います。

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ダウン症の特徴

ダウン症=知的障害者?

おそらく一般的に知的障がいがある人=ダウン症と連想する方も多いかと思いますが

ダウン症は「知的障がい」ではありません。染色体異常です。

ダウン症児が知的障害を合併していることがありますが、ダウン症だけで知的障がいには
なりません。

そして、少なからず「ダウン症」という名前が、Down(下がる)と思っている人もいます。

人としての機能が下がる・低下しているからダウンと呼ばれているわけではありません。

これはダウン症を発見したイギリスの眼科医ジョン・ラングドン・ハイドン・ダウン氏の
名前が由来になっているからです。

 

ダウン症の3つの分類

標準型

ダウン症の約90%以上が、この標準型(不分離型)です。
人間のDNAは、常染色体は22対(44本)と性染色体1対(2本)
計23対(46本)から成り立っています。その常染色体の下から2つ目の21番目の染色体が2本1対ではなく3本1対になっています。

転座型

ダウン症の約5%が、21番目の染色体の1つが、ほかの染色体(13・14・15・21・22番目)にくっついてしまっている状態にあります。
これを転座型と呼ばれています。

モザイク型

ダウン症の約3%が、正常な染色体と21番目に異常がある染色体が混在しているのが、モザイク型です。上の2つに比べると、症状も軽く、軽度のダウン症とも呼ばれることがあります。

 

ダウン症の出生率

15年もの間に

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